ASHFORD(アシュフォード)30周年記念トークショーに参加しました。
こんにちは◆でこっち◆(@decocchi_7134)です。
「システム手帳STYLE」を読んでシステム手帳がものすごく気になっています。
そんな時にASHFORD(アシュフォード)さんが30周年記念でトークショーを開催するというのを知って行ってきましたよ。
「ASHFORD LOUNGE~理想のレザー文具を語る~」
30周年を記念して1年で10回開催されるというトークショー。
6回目となる回に参加してきました。
(2016年9/10(日)15時~@天神ロフト)
システム手帳を愛用する方々の生のお話が聞けたのでこちらに書きたいと思います。
お三方のご紹介。
土橋正氏・・・文具ウェブマガジン pen-infoステーショナリーディレクター
清水茂樹氏・・・「趣味の文具箱」編集長
‘文具界のエロ本’とも言われている雑誌(笑)
- 向井善昭氏・・・ASHFORDブランドプランナー
司会進行は向井さんがされていました。
回数をこなされていたので、なめらかなトークと進行でした(笑)
新商品「prescott:プレスコット」。
いきなり出てきました、すんごい太いシステム手帳が!
システム手帳が日本に登場した30年前当時のデザインを復刻されたんだとか。
↑手前のが初代のシステム手帳。
後ろが初代のものをマネて作ったサンプル品だそう。
昔のリング径は太かった。
昔の手帳は「分厚いがステータス」だったそうで、25mm径のリングがほとんど。
とにかく情報をすべて1冊に集結させていたそう。
いちから革づくり。
本当は30年前と同じ革を使いたかったというこだわりよう。でもレシピもなく、姫路にあるタンナー(皮を革にするなめし業者さん)に当時のような革作りを依頼したそう。
背が四角。
今はどれだけ薄くするか・・・みたいなところがある中、あえてドドーンと四角の背を持ってます。
↑背がしっかりしているので手帳が立つ!
取り出しやすくてすぐ書けるそう。
実際に使っている中身が気になる。
向井さんはprescottを実際に使われていました。
見開き1ヶ月。
見開き1ヶ月のリフィルを過去3年分入れているそう。
見返すこともすぐ出来るっていいですね。
1日1ページ。
このページには日々のスケジュールやTODOをとにかく書いて、どんどん消化して、どんどん消す!という書き方だそう。
- 「1日1ページは空白を気にする方がいらっしゃるけど、気になるなら捨てればいいんですよ。」(!!)
- 「もったいないと思わないことが使える秘訣ですね!」
- 「いらないページを処分できるのもシステム手帳のいいところ。」
驚きました(笑)
メモページは右ページのみ書く。
ここも見習いたいなと思ったところ。
- リングが干渉せず邪魔にならない
- 両面書くと、必要なメモが表にも裏にもあって困る事がある
- 見返しやすい
- 外すと1枚のカードになるのでノートなどに貼れる
最後のは土橋さんがおっしゃっていました。
これも「もったいないと思わない」事ですね。
もったいない < 大事な情報
折角の情報が埋もれてしまったら意味がないですもんね。
様々なリフィルを活用。
ポケットリフィルに鍵やUSBなどを入れてしまったり、思い出の写真を入れていたりとご自分の好きなようにカスタマイズされていましたよ。
発売日が楽しみです!!
タブを活用する。
清水さんは編集長。作っている本ごとにメモページを数枚用意していらっしゃいました。
こんな時に役立つのが「タブ」。
タブを見ればどこに書いてあるかすぐ分かりアクセスできます。
以前はプリントしてつけていたのを、最近はスタンプで作っているそう。
どこかに自分で作ったものが入ると愛着が沸きますよね。
わたしも手帳のタブはスタンプを使うことが多いのでとても共感しました。
システム手帳はスマホアプリのように。
システム=細かいものを集めたものらしいです。
土橋さんは「分厚いがステータス」だった頃、システム手帳がうまく使えなかったそう。
しばらく離れていた頃、清水さんが作っている「趣味の文具箱」のシステム手帳の特集を見た時に「こんなスリムなシステム手帳があるのか!」と思ったのだとか。
それから再びシステム手帳に戻られて、昔のように全てを詰め込むのではなく取材ノート・メモとして「単機能」で使い始めたところしっくりきたそうですよ。
使いはじめを「多機能」から始めると使いこなせていない感じがしてうまくいかない。
これを「単機能→多機能」に移行していくと自分のスタイルが出来る。
これがスマホのアプリと同じだとおっしゃってました。
自分の必要なアプリを追加していきますよね?
こういう考え方って聞いて「なるほど!」と驚きます。今スマホでやっているから出来るはず!
↑「海外出張手帳」が欲しいという土橋さんに向井さんからプレゼントが。
リクエストに沿ったリフィルを開封しながら差し込んでいくという場面もあり、目の前でシステム手帳カスタマイズが完成していました。
↑色々なリフィルがあるんですね。
とくにこの二つ折りリフィル!これなら書ける範囲がぐっと広がります。
↑清水さんプロデュースの10本挿しペンケースも。(土橋さんがこっち見てくれた!)
ペンが傷つかないようにとファスナーにはナイロンを使ったりとこだわった作りに。
そして本棚などに入れておくと手帳カバーに見えるので内緒の万年筆コレクションを隠し
たr・・・。(笑)
さいごに。
気づけば時間オーバーしてました!
↑サインもいただきましたよ!「バカ」って(笑)
気になっているシステム手帳が、またさらに気になる存在に・・・。
カッコいいイメージそのままでした!
リフィルもたくさん種類があって、自分の好みのものを見つけられたらすごく楽しそう・・・!
手帳シーズン到来で、散財の旅はまだまだ続きそうです。
みなさんもよい手帳に出会えて、よい手帳ライフが送れますように!